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2020年02月 1/2

沙羅双樹 サラソウジュ ナツツバキ?

いつもブログを読んでくださっているカピバラさんから沙羅双樹(サラソウジュ)についてのコメントをいただきました。沙羅双樹といえばナツツバキの事と思っていたのですが、もしかするとまた思い込みということもあるので調べてみることにしました。結果・・・思い込みでした。まず思い込んでいた理由ですが、沙羅をシャラと考えるところから始まります。ヒメシャラという樹がありますが、これに対してナツツバキの事をシャラと言...

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ワビスケ?・・ではないですね。

茶の湯の席で用いる植物のことを茶花(ちゃか・ちゃばな)といいます。わび・さびの世界なので派手なものではなくさりげないものが良いようです。わたしも茶の湯の世界についてはあまり知らないので少し調べてみました。「華道(生け花)と茶花の違い」というページから引用させていただきます。このページでは生け花と茶花の違いについて説明されていました。その中で茶花について次のような説明がありました。千利休によって「花...

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街路樹

街路樹に多く利用されている樹にモミジバフウがあります。秋になると真っ赤に紅葉し、葉に5つの深い切れ込みがあるのでカエデの仲間と勘違いされることもあります。成長が早くすぐに大きくなるので、強剪定されてしまって、時には樹冠が一定の高さで切りそろえられてしまいます。少し前までは、そのようなかわいそうな街路樹が多かったのですが、最近は樹形を美しく整えて剪定されているものも多く見るようになって来ました。近く...

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マンサク まず咲く

春の黄色い花の本格的なシーズンがやってきました。「まず咲く」のはマンサクです。去年は同じ場所で3月5日に撮影しています。比べてみると分かりますが、今年の方が花が少ない感じです。それにしても面白い形の花です。先ほども書きましたがマンサクは「まんず咲く」から名前がついたと言われています。それ以外にも「満作」からという節もあり、この花が沢山咲くと豊年の前触れと言われます。もしそれが本当なら今年は去年よりも...

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葉っぱの成長する場所を確かめてみます

ユリノキの発芽を見ていての疑問の続きです。葉っぱはだんだんと大きくなっていきますが、いったいどの部分が成長しているのでしょう?最初はこんなに小さかった葉っぱがこんなに大きくなりました。それで少しかわいそうな気もしましたが、マジックでしるしをつけてみました。上下左右に葉の縁から5ミリのところに印をつけました。もし葉の縁の方が盛んに成長していれば印よりも外側が大きくなるはずです。全体的に大きくなるなら...

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梅 生存戦略

NHKのEテレの番組に「植物に学ぶ生存戦略」というものがあります。俳優の山田孝之さんと林田理沙アナウンサーが出演しているのですが、これが非常にシュールで面白いです。そして植物の不思議な生態が分かるので毎回楽しみにしています。不定期に放送されるようで、これまでに3回放送されました。3回目の放送の中でウメの生存戦略が説明されていました。大雑把に説明すると、ウメは受粉をしてもらうためにハチなどの昆虫を呼び寄...

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短枝と長枝 イチョウ

短枝と長枝という樹木用語があります。これは単に短い枝と長い枝ということではなく、ある樹種に特有の枝の性質と関係しています。短枝と長枝をもつ樹として一番良く知られているのがイチョウだと思います。長枝というのが普通の樹で見られる普通の枝のことだと思ってください。短枝というのはその普通の枝から生えているごく短い枝のことです。イチョウの枝をよく観察すると、普通の枝から短い枝が交互に出ているのが分かります。...

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街路樹 剪定とその後

造園業者が高所作業車を使って街路樹の剪定作業をしている場面を時々見かけます。先日、道路の片側は作業が終了し、もう片側はこれからという場所がありました。剪定作業の数年後、街路樹がどのように生長するか参考になります。右側は剪定完了です。1本1本にあまり時間がかけられないという事情があると思います。この樹種はケヤキですが、細い枝先まで残すことはなく、かなり太い枝でぶつ切りです。まあしょうがないのかもしれま...

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ネコヤナギ開花

ネコヤナギは花材になるのでよく畑の隅に植えられているものを見かけます。ヤナギの仲間だけあって水辺が好きです。花材に使うのでだいたいオスの場合が多いです。ヤナギの仲間はほとんどが雌雄異株です。日本人がヤナギといって真っ先に思い浮かべるシダレレヤナギは外国から入ってきたもので、日本にはメスがないといわれています。ですからシダレヤナギの種子を見ることはまずありません。ヤナギなので挿し木で簡単に増やせるの...

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ユリノキのその後

少し前に実生したユリノキも順調に育っています。葉がハンテンボク(半纏木)の名にふさわしい形になってきています。いきなり大きい葉が出るわけはないので、当たり前のことですが、最初は葉は小さいです。それがだんだんと大きくなっていきます。どこがどう大きくなっていっているのか不思議です。①全体的に大きくなっている②周囲が大きくなっている③根元に近い方が大きくなっているこの中のどれかだとは思いますが意識したこと...

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紅梅

紅梅が満開になっていました。白い梅とは対照的に真っ赤です。紅梅の枝を切ると中まで赤くて驚きます。ちょうど写真がなくて紹介できないのが残念なのですが、ネットに写真をあげている人がいるのでご覧になってみてください。https://grapee.jp/461084そういえば、桜の染色も枝を煮出して染色液を作るようだったと記憶しています。草木染の様子をブログで紹介してくださっているサイトも見させていただいていますが、奥が深そうで...

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フィトンチッド 植物毒でリフレッシュ

昨日スイセンの毒の事を書いたので、もう少し植物毒について続けます。毒のある植物というと恐く感じますが、実のところほとんどの植物が何らかの毒を持っていると思います。そうでなければ、簡単に昆虫や動物に食べられてしまうからです。また菌類にもやられてしまうでしょう。そのようにして毒を持って外敵から自分を守っているのです。毒と薬は紙一重という言葉がありますが、まさにその通りで、毒も少量なら薬になります。薬草...

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スイセンとニラ

庭のスイセンがだいぶ伸びてきました。2月1日に撮った写真と比較してみます。だいぶ伸びたのが分かります。スイセンと言えば・・・夕方のニュースを見ていたら埼玉県で、農業物産館でスイセンをニラと間違えて販売してしまったと報道されていました。ネットニュースににもなっていましたが、道の駅みたいにだれでも農産物を販売できるような状況で生じたような感じです。再発防止のためか、生産者のシールに書かれた名前も出てい...

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ニホンミツバチの巣箱

今日は一日中雨降りだったので、あまり外にも出ませんでした。それで昔の写真を一枚紹介します。ニホンミツバチ用の巣箱です。今でこそニホンミツバチの飼育の仕方を解説した本が沢山ありますが、20年くらい前はほとんどありませんでした。わずかな資料をもとに自分なりに工夫して巣箱も作りました。巣箱の大きさは自分のサイズを決めて統一して作るのが良いです。これは蜂が入った巣箱を盗まれることがあるので、大きさを決めて...

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三恵の大ケヤキ ケーブリング作業

国の特別天然記念物である三恵の大ケヤキの修復作業が行われました。近年巨樹の保護のために行われるようになったケーブリング作業です。外国製のコブラケーブルという特殊なケーブルを使って丈夫な幹同士を互いに引き合わせ、強風や万が一の落下に備えるという工法です。ツリークライミングでこの作業ができる業者の人が東京から3人来て作業をしてくれました。樹木医の方も含まれています。こちらがコブラケーブルと呼ばれるもの...

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アオキ 

アオキの実がようやく真っ赤になってきました。ヒヨドリなどは好んでこの実を食べるようですが、人間が食べられるという話は聞いたことがありません。かといって毒というわけでもないと思います。たぶんおいしくない実なのでしょう。中身はこんな感じです。瑞々しくておいしそうにも見えるのですが。葉には抗菌作用があることが知られています。乾燥させると直ぐに黒くなるのですが、葉を炙って人工的に黒変させたものを火傷、しも...

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松はお金がかかりますね

墓地の真ん中に大きなアカマツの樹があります。足場が掛けられていて、手入れの途中のようです。樹高も高いうえに、枝が四方に広がっていてボリュームがあります。しかも周りが墓地なので高所作業車も入れません。それで足場を組んで手入れをすることになったのだと思います。昔は庭の主役といえば断然 松でした。1年中緑の葉がついている常緑樹は生命の象徴でした。童謡の「もみじ」の歌詞でも「松を彩る楓や蔦は・・」とありま...

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もうすぐミモザの季節 ギンヨウアカシア

病院の駐車場に大きなミモザの樹があったので写真を撮らせてもらいました。まだ蕾の段階ですが、樹全体がうっすらと黄色がかっています。写真を撮っていたら病院の先生が出てこられて、少しお話しすることができました。ミモザの大きな樹が二本並んでいたのだそうですが、昨年の台風で片方が根元から折れてしまったそうです。ギンヨウアカシアという名前もあり、ニセアカシアと同じマメ科の植物です。幹は太くなっても柔らかく、枝...

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ニホンミツバチが営巣する樹

いつもこのブログにコメントをくださるカピバラさんから、「日本ミツバチが自然界で、巣に利用できる樹木は、好き嫌いがあるのでしょうか?」という質問をいただきました。カピバラさんは桜の樹に営巣するニホンミツバチを見たことがあるそうです。今日はこの点について書きます。わたしもこれまで色々な樹に営巣するニホンミツバチを見てきました。特に好みの樹があるという感じはしません。ただニホンミツバチの探索蜂が候補地と...

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杉のつく名字 花粉症

松、柳と書きましたので杉のつく名字についても書いておきたいと思います。樹木の名前がつく名字の多さランキングで「杉」は「松」「藤」に続く3位と紹介されていました。日本にはたくさんある杉ですが、この杉は日本の固有種です。つまり日本にしかない樹木なのです。もちろんスギ科の樹木は外国にもあります。約15種類あるそうですが、Cryptomeria japonica つまり日本の杉は日本だけに自生いていたものです。ちなみにヒノキ...

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