ヤナギの種子について

ヤマネコヤナギ、ヤマナラシについて書きました。
ヤナギ科の樹木について調べていたら難しい問題のあることが分かりました。
それはヤナギの仲間の種子の寿命についてです。

樹木の種子について扱った本の中に次のような記述があります。
「ヤナギ類・ヤマナラシ・ドロノキなどは採取後数日ないしは十数日で大部分の発芽力が失われ、自然の環境下ではケショウヤナギの落下後3日間しか活力がないといわれる」

これではせっかく苦労して採集しても保存が出来ません。

さらに別の本で調べてみるとさらに興味深い記述があります。
「ヤマナラシとドロノキの種子は含水率が6%以下になると失活する。また種子は高温に対して抵抗性がなく、45℃で乾燥すると、種子の水分状態に関わりなく失活する。
ヤマナラシを室温貯蔵すると、湿度60%で2ヶ月で失活し、湿度20%および塩化カルシウムで貯蔵すると翌年3月で発芽率が30%まで低下する」

高温に弱いということが分かります。

ただ種子は休眠しないので、発芽処理は必要なく、播種後1~2日で発芽し始め、4~5日以内に終了するそうです。

これも興味深いです。
採集できたらとにかく直ぐに播けば発芽させることは容易なようです。

しかし、もうひとつ問題が・・・。
一番良く見るシダレヤナギに関しては、日本にあるものはほとんどが雄木で果実はならないそうです。

ヤナギ科の種子の販売はハードルが高そうです。

538px-Yanagi.jpg
(写真はWikipediaから引用)
関連記事

この記事が少しでもお役に立ちましたら下のミツバチのバナーを押してください。皆様の応援が記事を書く励みになっています。ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ



カテゴリ内で記事を移動する時はこの下のリンクから
     
日付順で記事を移動する時はこの下のリンクから

Comments 0

There are no comments yet.