桜は散る、椿は落ちる、梅は?

昨日「マツコの知らない世界」というテレビ番組でアジサイを特集していました。
アジサイ博士の川原田邦彦さんが出演していましたが、どこかでお会いしたことがあるような・・・。

そうだ!樹木医研修だ!
樹木医研修の最終日の樹種判定試験の時に、講師として植木協会を代表して来てくださっていた人の中のお一人でした。
アジサイが専門だったのですね。
知っている人が出ているので話に集中できます。
その中で、アジサイは花が終わるとき、どのように表現するか?ということが話題になっていました。

今までそんなことは考えたことがありません。ただアジサイの花びらは散らずに、枯れた姿のまま残ることは知っています。
アジサイの表現の前に、桜や椿の言い方が紹介されていました。

桜は散る
椿は落ちる
では、梅は?

意識したことが無かったので分かりません。
梅は「こぼれる」だそうです。

なるほど、日本語はきれいだなあとあらためて感じさせられました。風情があります。
さらに、
菊は舞う だそうです。
そしてアジサイは「しがみつく」と紹介されていました。

今までほとんど全部の花を散ると言っていました。
目からうろこが落ちた感じです。

さらに、他の表現もあるのだろうかとネットを調べてみました。

牡丹や芍薬は「くずれる」
蓮は「沈む」
朝顔、 菖蒲は「しぼむ」

などが紹介されているサイトがありました。

ただこれらの表現は、日本語の決まりというものではなく、古い短歌や俳句、詩などの中で用いられている表現を紹介したもののようです。同じ花でも様々な表現が用いられているので、どれを採用するかはその人の感覚ということになるのだと思います。

ちなみに、アジサイが「しがみつく」という表現は、わたしは他では見つけられませんでした。
アジサイは「しおれる」という表現が多かったように思います。
「しがみつく」はあまり有名ではない作品からの引用か、アジサイ博士の川原田さんが感じている独自の表現かもしれません。

ただテレビの影響力は大きい上に、ネットではどんどんとコピペで広がっていくので、これからは「アジサイはしがみつく」が、日本での言い方として定着していくのかも知れません。

そのことの是非はともかくとして、今回はとにかく、花の散る表現がこんなにも多様であることを知って本当に勉強になりました。
誰かに話したくてうずうずしています。
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