ニホンミツバチの蜜源植物について

ニホンミツバチを飼育している方から、次のような質問をいただきました。

①日本蜜蜂の蜜源にと、以前、ビービーツリーの種を購入しました。
ビービーツリーの花が終わる頃に続いて開花する木の種を紹介してください。

②ケンポナシの種を購入手続きしました。
ケンポナシの開花のあと、ビービーツリーが開花すると思っています。
間違ってませんか。

ニホンミツバチを飼育しているなんてすごいです!
わたしも飼育していますが、なかなか難しいです。
一応飼育暦は20年になります。
その当時ニホンミツバチのサイトも作ったのですが今はほったらかしています。

こちらです→ニホンミツバチのページ

2004年頃に作ったサイトで、当時はまだニホンミツバチのホームページも珍しかったので検索では一番上に表示されることもありました。今はまったく更新していないので、グーグル検索にもなかなか出てこなくなってしまいました。


それはさておき、ミツバチの蜜源植物についてです。

まず草花と樹木の蜜源植物としての違いからお話します。
どちらにも利点と欠点があります。
草花の蜜は、少量の蜜を長い期間にわたって出してくれます。
樹木の場合は、比較的短期間に大量の蜜を出します。
また樹木の場合は蜜を沢山出してくれる年とほとんど出さない年があります。
加えて西洋ミツバチは草花の蜜を好むのに対して、ニホンミツバチは樹木の蜜を好むと言われています。

質問してくださった方はビービーツリー(イヌゴシュユ)とケンポナシとそれに続く花を探しておられますが、これは6~8月ころにかけて花が少なくなってしまうからです。
この時期に蜜や花粉を提供してくれる樹木があるとミツバチはとても助かるのです。

ビービーツリーはミツバチを飼う人に人気の樹です。外来種なのであまりにも広まってしまうと生態系が心配なのですが、同じように外来種のニセアカシアが養蜂を支えていることを考えると仕方のないことかもしれません。

ビービーツリーの花期は6月~7月頃です。
このブログでも何回か紹介しています。

2018/06/20  イヌゴシュユ ビービーツリー 開花

2018/07/03  ビービーツリー 1本は雄木


ケンポナシの花も6月~7月頃に咲きますが、若干ビービーツリーよりも早いと思います。
ですから2番目の質問のケンポナシが開花してビービーツリーが開花するであっていると思います。

次にビービーツリーの花が終わる頃に咲く樹木についてです。
これがなかなか難しく、それほど多くありません。
終わってからというと7月の中旬以降になります。これから開花する花は少ないかなと思います。
同じ時期に咲く花で蜜源になる樹だと、すでにご存知かも知れませんが、ネズミモチ、トウネズミモチ、ボダイジュ、シナノキなどがあります。

7月以降に開花ということに限定すると、ノウゼンカズラ、カクレミノ、タラノキ、ヌルデ、アオギリなどではないでしょうか。
この中ではタラノキなどは沢山のミツバチが集まっているので沢山蜜を出していると思います。

また花期が長い花ではリョウブやサルスベリがあります。
リョウブは6月~8月まで花が咲きますし、良い蜜源として知られています。
サルスベリも7月~10月くらいまで花が咲きます。ミツバチもきます。

最後にツタの仲間があります。
これは開花が9月と少し遅くなってしまい、花の時期は1週間ぐらいと短いのですが、花が咲くとミツバチが本当に沢山集まります。
それだけ周りに花が少ないか、この花の蜜が良好なのでしょう。
アイビーもツタの仲間なので同様ですから、園芸品種で花が早いものや花期が長いものを探してみるのもひとつの方法です。

DSC09591.jpg

上の写真は園芸種のアイビーだと思います。ツタよりも花は遅かったように思います。
ミツバチがたくさん集まってきていて巣があるといって呼び出されました。
ミツバチが受粉するとすぐに実ができるのでハチは来なくなります、と説明しました。

なんだかあまりまとめられていなくて参考になったか分かりませんが、頑張ってミツバチの蜜源を増やしてください。

もしこのブログを読んでいる人で、良いミツバチの蜜源樹をご存知の方は教えてください。


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