ワビスケ?・・ではないですね。

茶の湯の席で用いる植物のことを茶花(ちゃか・ちゃばな)といいます。
わび・さびの世界なので派手なものではなくさりげないものが良いようです。

わたしも茶の湯の世界についてはあまり知らないので少し調べてみました。

「華道(生け花)と茶花の違い」というページから引用させていただきます。


このページでは生け花と茶花の違いについて説明されていました。
その中で茶花について次のような説明がありました。

千利休によって「花は野にある様」と定められている通り、自然の中にあるままで入れることが重んじられているため、生け花のように技巧的に見せたり、華やかに飾ったり、毛色の違う種類の花材を取り合わせたりすることがありません。
まるで摘んだままをそのまま花瓶に挿したかのように、素朴な飾られ方をします。
茶花は、花壇や温室で栽培されている花材というよりは、山野に生えている野草が選ばれることが多いです。
生け花の場合だと固いつぼみは好まれず切り落とすことが多いですが、茶花ではそのまま入れることが多いです。


「花は野にある様」 なるほど いい言葉ですね。

さらに茶花として選ばれない種類についても書かれています。

西洋の花は「禁花」と呼ばれ、茶花としては選ばれません。
他にも香りの強い花、とげのある花、名前の悪い花なども禁花として忌避されます。
生けられる器は質素な一輪挿しである場合がほとんど。
あくまでもささやかにお茶の席を彩る存在であり、生け花のような強い自己主張はしないのです。


西洋の花、香りの強い花、とげのある花、名前の悪い花は使われないようです。


茶花の一つにワビスケという花があるのは知っていました。ツバキの仲間ですが、花があまり開かずに控えめな姿が上記の茶の湯の世界観に合致しているのでしょう。

DSC00562 (1)

白いツバキが咲いていたのでこれがワビスケではなかろうかと写真を撮りました。
家でネットの情報と照らしてみると、どうやらワビスケではないようです。
ワビスケの特徴は、雄しべの葯(やく)が退化していて花粉を作らないそうです。
写真のツバキは雄しべの先に沢山の花粉がついています。

DSC00561.jpg

ワビスケではありませんでしたが、白い控えめな花で茶花になりそうです。
沢山の花を咲かせています。

DSC00563.jpg

ツバキは花が終わる時に、花首から落ちます。
よく似たサザンカは花びらが散るように落ちます。
両者を見分ける方法です。


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Comments 2

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カピバラ

椿に似てる

みつばちさん
以前にお寺の庭に白い椿が咲いていました。
樹の下には、苔生した黒い土の上に白い花弁が白骨のように散っていました。
一緒に見ていた人が、あれは沙羅双樹の樹だよと言っていました。
私には違いが分かりませんでした。
沙羅双樹はモドキしか日本には無いと聞いた事があります。
花の色は平家物語に謳われているように、無常を思わせる儚い色なのでしょうか?

  • 2020/02/29 (Sat) 10:53
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Napoli

こんばんは。

「花は野にある様」。。。心に響く言葉ですね。

バラなど庭の花は更に濃く派手な色でもっと大輪に、そして一重から存在感タップリの八重へ改良され、そんな園芸品種がもてはやされる。
ホタルブクロやマツムシソウの苗を探すと、ダブル咲きのホタルブクロやピンクの大輪マツムシソウのようなのが何種類も見つかるけれど、原種のものはどこを探しても見つかりません。
昔、夏のスキー場(山)でリフトに乗って下を見た時にあちこちに咲いていた藤色っぽい野生のマツムシソウが懐かしいです。

  • 2020/03/01 (Sun) 21:16
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