柿は北海道でも育つか

北海道在住の方から電話がありました。
甘柿を北海道でも育ててみたいと挑戦しているが、なかなかうまくいかないというものでした。
台木に接木された柿の木があるそうなのですが、接木部分は寒さで枯れてしまっていて台木の部分からひこばえが生えてきているそうです。これに甘柿を接木してみるのですがほとんどがつかないといっていました。

この話を聞いて、北海道に柿の木が育たないことを始めて知りました。
そういわれてみると柿は暖かい地域に多いことに気がつきます。

柿について少し調べてみました。

古い本「樹木大図説」から次のような記述が見つかります。

柿の栽培について・・・家庭で庭樹兼用にするにはクリと共にもっとも簡単にできるものの一つである。北海道を除く本州以南であればどこでも栽培しうる。寒地は渋柿、暖地は甘柿と昔から言われているが甘柿も寒地に植えると渋くなる。福島県以北では甘柿は不適当とされるが渋柿は暖地でも生育する。寒地の柿は甘味少なく、味は淡白である。甘柿は年平均温度15℃以上をよしとする。

やはり北海道では栽培は難しいようです。
仮に甘柿が育ったとしても甘みが少なく淡白になってしまうようです。

今でも北海道での栽培実績はないのでしょうか。
ネットで調べて見ると、なんと甘柿が北海道で街路樹になっている場所があるそうです。

街路樹は ナント柿の木?! 全国的にも珍しい柿並木が伊達市にあった

(写真は上記サイトからお借りしています)
kakinoki.jpg

北海道の伊達市というところだそうですが、道南の地域でここが柿の北限と紹介されています。(現在、実際には札幌圏でも育つことが確認されています)
昔から柿の木とのつながりが深い地域で、それを生かすために1994年に柿の木を街路樹に用いたそうです。
また同時期、その移植元であった旧西胆振農業センターでは柿の木の苗木を一般市民にも配布し、自宅の庭に広く植えられるきっかけとなりました。このように、伊達市では現代に至るまで柿の木が身近に存在しているとのことです。

最近では温暖化の影響で植物の南限、北限も変化してきています。
レモンなども日本でも育てられるようになっていますから、柿の木も北海道でも甘い柿が育つようになるかも知れませんね。

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Comments 2

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カピバラ

柿の木

みつばちさん
柿の木は田舎なら何処にでもあるので、寒暖差によって出来ない所があることなど想像もしませんでした。
私の小学生の頃、今の様にフルーツと言う言葉も無く、果実と言えば、柿、栗、アケビ、野イチゴくらいのもので、柿泥棒をしてコテンパンに叱られたものです。(*^_^*)
メロンなど出てくるものなら、死ぬ前と決まっていました。
今はたわわに実っているのに、子供も見向きもしません。
鳥が良く熟した実を食べています。

  • 2020/03/14 (Sat) 16:39
  • REPLY
北海道のくま

いつも訪問ありがとうございます
 柿が 育つのは 伊達ぐらいだとは 昔から 聞いたことが ありますが
  実際に見たのは 初めてです リンゴやナシは 民家の庭に なっていて
   はみ出して 
でも 間違って 渋柿を 食べたって 話は 無いですね

  • 2020/03/14 (Sat) 21:22
  • REPLY