森林インストラクター

森林インストラクターの仕事にも興味があり少し調べています。
民間の資格があるようです。
過去問を調べてみましたが、なかなか興味深い問題もあります。
選択式のものもありますが、300字以内で記述せよというようなものもあり、なかなか難しいです。
森林内を一般の人に案内することと関係があるので樹木の見分けを問うようなものが多いとも感じました。

例えば次のようなものです。

問題
次の植物の組み合わせの中から3つを選び、それぞれの植物の違いを説明せよ
(1)ハイマツとゴヨウマツ 
(2)ヤブツバキとナツツバキ 
(3)カシワとミズナラ 
(4)コブシとタムシバ


両者を見分けることはできますが、違いを説明せよと言われるとなかなか難しいものです。
ただ樹木医もそうですが、自分の理解していることについて一般の人に説明できないといけないので、分かりやすい文章を話したり書いたりできるというのは大切なことだと思います。
ちなみに上記の問題の解答例は次のようになっていました。


解答例
(1) ハイマツとゴヨウマツ
ハイマツ:低木性で茎や枝は地表を這う。若枝には蜜毛があり、毬果の長さは3~5cm。種子に翼はなく、高山帯に生える。
ゴヨウマツ:高木性で茎や枝は直立する。若枝には短毛がみられるがほとんど無毛。毬果の長さは5~7cm。種子に翼があり、本州・四国・九州の山地に生える。

(2) ヤブツバキとナツツバキ
ヤブツバキ:常緑の高木。花弁は赤色、紅紫色、淡紅色、白色など変異が多い。樹皮は灰白色平滑、葉は長卵形、厚く革質、表面濃緑色、光沢、裏面淡緑色、ふちに細かい鋸葉、本州・四国・九州に分布。
ナツツバキ(シャラノキ):落葉高木で花弁は白色、樹皮は帯黒赤褐色で薄く剥がれる。葉は倒卵形でやや厚い膜質、裏面に絹模様の長毛あり、葉縁に低い鋭鋸葉。本州(福島・新潟以南)・四国・九州に分布。

(3) カシワとミズナラ
カシワ:北海道・本州・四国・九州の海岸や火山の日当たりの良い礫地に群生する落葉高木で、葉は倒卵形または広倒卵形、深い波状鋸葉。葉の下面に蜜に星状毛があり、殻斗(総苞)片は長くそりかえる。
ミズナラ:温帯の山中にブナなどとの混交林、または純林を作る落葉高木で葉は倒卵状長楕円形、葉縁鋭く粗い鋸葉、葉の下面に絹毛や微毛が散生し、殻斗は椀形で、外側は小さな総苞片に瓦状におおわれている。

(4) コブシとタムシバ
コブシ:花の基部に通常1枚の若葉がつき、がくは緑色で小さく、背面に軟毛があり、葉は倒卵形で先はやや急に凸出し、やや鈍端で裏面は緑色。
タムシバ:花の基部には若葉はつかない。がく片は花弁と同質で長さ約1/2。葉は披針形ないし卵状披針形で裏面は帯白色。葉をかむと甘味と佳香があるのでカムシバともいう。


なかなか難しいですね。

DSC00233.jpg

上は冬でも葉が落ちないカシワの葉。
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